脳血管疾患(脳卒中)は、国内で150万人を超える患者がおり、年々増加していて、要介護状態となる原因の第1位です。
この脳卒中のなかでも心原性脳塞栓症の重大な原因である心房細動を早期に発見して適切な治療を施すことで、脳梗塞の発症や寝たきりとなるリスクを減らすことが可能となります。
多くの方がご存じのように、日本の死因の第1位は悪性新生物(がん)ですが、脳血管疾患と心疾患による死亡を合計するとほぼ同数の死亡数になります。
これが理由で、脳卒中・循環器病対策基本法が2019年12月から施行され、国も脳血管疾患と心疾患の予防と治療に重点を置くことになりました。https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/sinno05/2.html